最近よく聞く【シェアサロン】という言葉。
なんとなくわかってるけど、よく知らないという方に今回の記事でしっかり理解していただける内容となっております。
そこには美容業界の問題や歴史なども絡んでくる内容となります。
では、深掘りしていきます。
【シェアサロン】とは?
まずは簡潔に説明していきます。
シェアサロンとは、「フリーランス美容師が設備を借りて美容師としての活動を行うサロン」のことです。
一見すると普通の美容室と同じように見えますが、そこで働く美容師さん達はお店のスタッフではなく、個人事業主として独立している「フリーランス美容師」なのです。
フリーランス美容師とは?
先程からワードとして出ている【フリーランス美容師】とはいったい何なのかご説明致します。
フリーランス美容師とは「組織に属せず、自身の店舗も持たず、個人として独立している美容師」のことです。
ヘアサロンの正社員スタッフでもなく、自分の店もないので活動するためには前述の【シェアサロン】が必須となります。
フリーランス美容師は年々増加傾向にあります。
数字で出ているのが2017年に8万人ということですが、2022年現在はもっと増加していると思います。
フリーランス美容師がシェアサロンを利用するということが、働き方の選択肢の一つとして確立してきました。
そこには美容師業界の問題などが絡んできます。
美容師業界の問題点
美容師の業界には長年の問題点がいくつかありまして、その中でも大きい問題が【長時間労働】と【キャリアの将来性】です。
長時間労働
技術職の面もある美容師は、練習により技術を磨くことは必須となります。
営業時間の他に練習したり、休日を使って講習に行ったりと、仕事に費やす時間が長時間化しやすいです。
近年ワークライフバランスが問われる中で、なかなか美容師業界では解決しにくい問題点として悩まれています。
そんな中でフリーランス美容師ですと、営業時間は自分で設定できます。
シェアサロンも営業時間に寛容なサロンも多く、早朝のヘアセットや夜遅くの仕事帰りの方に対応しているフリーランス美容師もいます。
女性の美容師で結婚出産などで、フルで出勤が難しい美容師でもシェサロンならスポットで利用したり、営業時間を短くしたり自由に働けます。
キャリアの将来性
美容師を長く続けていくと、「この先どうしていこう?」という悩みが出てくることが多いです。
組織に所属していると幹部として働くという道や、自身のお店を開業するという道がほとんどのパターンかと思います。
ですが、幹部としての向き不向きはありますし、独立開業も多額の借入をしてオープンするというハードルも高いです。
そんな中でフリーランス美容師という選択肢は、美容師としてお客様としっかり向き合うことができ、シェアサロンを利用することで開業費用はほとんどかからないのですぐに始められます。
年齢やライフステージに合わせて働き方を多様化できるのもフリーランス美容師の利点です。
シェアサロンと普通のサロンの違い
これまでの説明でシェアサロンやフリーランス美容師のことが少しお分かり頂けたかと思います。
次は、普通の美容室との違いを説明したいと思います。
シェアサロン | 一般的な美容室 | |
報酬体系 | 施術料金を自由に設定。使用料を支払う | 店の規定。基本給+歩合など |
勤務時間 | 自由 | 営業時間+準備、ミーティングなど |
報酬体系
・シェアサロン
→施術料金はフリーランス美容師が自由に設定。
シェアサロン利用料を支払い、残った分が報酬となる。
・一般的な美容室
→施術料金は店の規定。
基本給+歩合など。
比較的にシェアサロン利用のフリーランス美容師の方が手元に入る金額は多いです。
ですが、税金などの支払いは自身で行うため最終的な利益は確定申告をしてわかる形になります。
勤務時間
・シェアサロン
→自由。
・一般的な美容室
→お店の営業時間+準備やミーティングなど
シェアサロンは自分で時間を設定できます。ガッツリ一日中働くこともできますし、一日数時間と時短で働くこともできます。
空き時間も外に出たり、自分の時間として使うことができます。
報酬や勤務時間においてもシェアサロンを使うフリーランス美容師はメリットが大きいです。
デメリット
ここまではメリットを多くご説明してきましたが、もちろんデメリットもあります。
・全て自分で行う
美容師としての仕事はもちろん、予約の受付管理、会計、経理など自分で行うことが前提となります。
毎年の確定申告なども自身で行う必要があります。
ただ、今の時代はいろいろなサービスがあるので外注できることも多々あります。
・集客も自分で行う
ここのハードルが最も高いのではないかと思います。
元々顧客の多い美容師でも、自然失客は必ずあります。
新規のお客様を自分で集めていかなければいけないので大変です。
ホームページやブログやSNSなどで発信して、お客様に見つけてもらうようにしていかなければいけません。
ここのハードルが高くてフリーランス美容師になりきれないケースも多く見られます。
個人として自由な反面、自分でやらなければいけないことも多くなるのはデメリットとなります。
エマノンシェアサロンならデメリットも軽減できる!
シェアサロンやフリーランス美容師のことを色々語ってきましたが、ここでおススメのシェアサロンのご紹介です。
フリーランス美容師のための設備やサービスが充実しているシェアサロンです。
全国の主要都市にあり、二拠点で活動している美容師もいます。
スポット、月額、一室貸しなど、フリーランス美容師の様々なニーズに対応したプランで、少しだけやりたい人もガッツリ美容師したい人もどちらも受け入れてくれます。
内装もとてもステキで、半個室のセット面なのでお客様にもプライベート感が喜ばれてます。
税務の外部サポートサービスなどもあるので、先ほどの確定申告などの大変な作業のサポートサービスなどもあって安心です。
エマノンシェアサロン利用者内でのオンラインセミナーなども行われたりするので、勉強の機会もあります。
たくさんのシェアサロンが増えてきてますが、お近くにエマノンシェアサロンがありましたらぜひ見学しに行ってみてください。
人数には限りがありますのでお早めに!
まとめ
シェアサロンがどのようなものかおわかりいただけたでしょうか?
シェアサロンを拠点に働くフリーランス美容師は美容師の選択肢の一つとして確率してきています。
エマノンシェアサロンはフリーランス美容師を応援しています。
お気軽にお問い合わせください。